Cooking Class in Tuscany   トスカーナでお料理教室☆



ベニスからトスカーナのヴィラに移動し、翌日は夫と一緒にお料理教室に参加しました。イタリアのお友達のLetiziaさんに「出来れば学校ではなく、地元でご自宅で教えておられるような方のレッスンを受けたい」とご相談したところ、「お料理のお写真も綺麗で、お料理の本も出されているし、今年のイタリアのベストフードブログに選ばれた人がお料理教室されている」との情報をいただき、Juls' KitchenのGiulia Scarpaleggiaさんのお料理教室に参加。昨年12月からレッスンを始められたそうですので、まだ1年弱ですね。プライベートレッスンでした。

場所はシエナの近くのGiuliaさんのお宅で、わたしたちが借りていたヴィラからは車で1時間半ほどの距離。夫が使っていたGPS(車に載せてあるものではなく、iPhoneのアプリ)のお陰で少し道に迷ってしまいましたが(ハイウェイを降りろという指示があり、降りた途端にUターンしろとの指示で。。。道が変わったのかもしれません)、予定通り10時半頃に到着、少しだけお話をして、たぶん11時前に作業を始めたと思います。


Giuliaさんのお料理教室は、わたしがこれまで経験したことのないスタイルのお料理教室でした。まず、レシピは渡されず、「どれも後で差し上げるお料理本かわたしのブログにレシピが載っています。」とのことで、順番にGiuliaさんが材料を出してくださって作業の指示がありますが、先生は指示をされて見ておられるだけで、夫と2人だけで材料を計ったり洗ったり切ったりとほぼ全ての作業を2人でするというスタイルでした。お野菜を洗うのも、パンをスライスするのも、全て2人。ただ、生パスタは、作り方の見本を1つ見せてくださいましたし、パスタを茹でてソースと和える作業、出来上がったお料理をお皿に盛り付ける作業などは先生がしてくださいました。


レッスンで教えていただいたメニューは、とても秋らしいメニューでした。

* 生ソーセージとチーズのクロスタータ
* ひよこ豆の粉のケーキ(甘くない前菜)
* 生パスタ(ピチ)
* 野菜とハーブのラグーソース
* ポークのポットロースト(りんごと玉ねぎを添えて)
* 野菜のロースト
* 栗の粉のケーキ(デザート)


たぶん、わたしが日本人だからではないかと思うのですが、お友達でビジネスパートナーとおっしゃるラウラさんとおっしゃる日本贔屓のお友達(日本語も習っておられて、ブログもイタリア語と日本語で書かれています)もいらっしゃり、少しお手伝いしてくださっていました。これまでの参加者の中には、日本人もイギリス人もいなかったそうです。

何しろ、作業をするのが自分たちだけなので、最初から最後まで作業に忙しくて写真を撮る余裕はほとんどなし。というより、途中まで写真のことをすっかり忘れて、野菜を刻むのに熱中してしまいました(笑)。そんなわけで作業中の写真がほとんどなく、先生がピチの作り方の見本を見せてくださったときと夫が担当の作業の写真は撮れましたが、他は最後の出来上がりのみの写真です。夫もわたしも普段ある程度お料理をしているのでスムーズに運んだと思いますが、まだお料理をあまりしていない方だと結構大変な作業だったのではないかと思います。難しい作業があったわけではありませんが、品数が多かったですし、お野菜やハーブをとても細かく切る分量が多かったので、ゆっくりしか包丁を使えない方だとずいぶん時間がかかりそうでした。(日本の方ならどなたでも出来ますが、他の国ではあまり包丁を使えない方も多いので。)全ての作業が終わったのは、たぶん1時過ぎだったのではないかと思います。


全ての作業が終わった時点でダイニングテーブルに移動し、自分たちで作ったものを4人でいただきました。




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前菜に「特別なサラミなので、食べてみてください」と最初に出してくださったのは、豚の血のサラミ。フライパンでソテーしてとろっとしたところをパンに載せていただくのですが、当然癖の強いサラミでしたので、わたしは一口いただいて後は夫に手伝ってもらってしまいました。夫は美味しい、美味しいと食べていました。





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1品目の前菜は、生ソーセージとチーズのクロスタータ。チーズと生のソーセージを混ぜてパンに塗って焼くだけですが(ソーセージには既に塩味がついているので調味料も使わず)、簡単で美味しかったです。すぐに出来てお腹も膨れるので、簡単な夕食にもなりますよ、とおっしゃっていたので、さっそく数日後、ヴィラで夕食に作りました。ちなみに、イタリアにはさぞいろいろな生ソーセージがあるのだろうと思っていましたが、少なくともトスカーナとウンブリアには1種類しかないようで、とても意外でした。その1種類も、場所によってにんにくが入っていたりチリが入っていたり。ほんの少し移動しただけで、違うようでした。(イギリスには、とてもたくさんの種類の生ソーセージがあるのですが。)





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2品目の前菜は、チェチーナ(cecina)と呼ばれるそひよこ豆の粉のケーキ。ケーキと言っても甘くない前菜です。場所によって呼び名が違い、トルタ・ディ・チェーチ(torta de ceci)、ファリナータ(farinata)などとも呼ばれ、中近東でも似たようなものが作られているそうです。以前イタリア人のお友達にレッスンで教えていただいたときは、『リグーリア風のひよこ豆の粉のフォカッチャ(Farinata Ligure)』として教えていただきましたが、ひよこ豆の粉にお水、オイル、塩、胡椒を混ぜて鉄板に薄く流し込んでオーブンで焼くもので、とても素朴なお料理です。Giuliaさんのお料理本には、ストリートフードで、パンにサンドイッチにしていただくと書かれてありました。下になっている方がカリッとして、少しべたっとした感じの食感でした。





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ということで、前菜の品は、混ぜるだけの簡単なものでした。


パスタは、トスカーナの生パスタのピチ(Pici)を作りました。ウンブリアではStringozzi(又はStrangozzi)と呼ばれているパスタで、本来は粉と水、塩、オリーブオイルだけで作られる素朴なパスタ。以前、今はお友達のLetiziaさんのお料理教室で習ったときはフードプロセッサーで生地を捏ねて(Letiziaさんは失敗を防ぐために卵を少しだけ使われます)、パスタマシーンでカットしました。今回、Giuliaさんのお教室では本来の材料と作り方で卵なし、手で捏ねて切って伸ばしました。1本ずつ伸ばすので時間がかかりました、楽しい作業で、夫も大変楽しそうでした。どちらの方法も知っていれば時間に余裕があるときは手で、ないときはフードプロセッサーやパスタマシーンを使って臨機応変に出来るのが良いです。Giuliaさんに教えていただいた方法は、手がベタベタにならないのも良かったです。





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ピチのソースは、「偽物のラグー」とイタリア語で呼ばれるという、お野菜とハーブのラグーソースでした。ハーブの香りがしっかりする香味野菜が多めのトマトソース、という感じでしょうか。





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メインは、ポークのロースト。ポークにお塩やハーブ類をしっかりまぶしてからストウブを使って色がしっかりつくまで焼き、少量のワインを加えてオーブンは使わず弱火の直火で蒸し焼きにします。ポークと一緒にりんごと玉葱も一緒に蒸し焼きにしています。イギリスではポークにはりんご、と定番ですが、イタリアではポークには人参と玉葱なのだそうです。Giuliaさんはイギリスやイギリス料理が大好きだとおっしゃっていたので(ちょっとびっくり 笑)、イギリスでの食事からヒントを得られたのかもしれません。ポークはとても柔らかくジューシーで、甘いりんごと玉ねぎがおソース代わりになって、とても美味しかったです。りんごは今が旬なので、季節のお料理。ローストは普段オーブンを使いますが、この方法ならオーブンでのローストよりも、ずいぶん早く出来上がります。





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たくさんの種類のお野菜のローストも。オリーブオイル、お塩、少量のお酢をかけてオーブンで焼きました。シンプル。





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デザートは、初めて知った栗の粉で作ったケーキでした。トスカーナのデザートで、castagnaccioと呼ばれるもの。ヴィンサントに浸したレーズン、ローズマリー、松の実が入っている、あまり甘くないデザートです。栗の粉は秋にしか出回らないので秋のデザートだけれど、粉を冷凍しておいて夏に作るときはアイスクリームを添えるといいとおっしゃっていました。栗はトスカーナではたくさん採れるけれどウンブリアでは採れないので、このケーキもトスカーナ独特のケーキだそうです。固めの食感で、むにゅ、っという感じ。ちょっと変わった味、食感でした。





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そして、ラウラさんが、わたしたちにと季節のお菓子を持ってきてくださっていました。手前のお菓子はクリスマスの時期のお菓子とのことで、ドライフルーツが入ったカリカリとする大きくて丸く硬いクッキー、という感じで、奥の物は中にアーモンドペーストが入ったこの時期のクッキーだそうです。




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11時前にお料理を始めて、たぶん1時過ぎに出来上がったと思います。とても効率の良い順番に作るように指示を出してくださったので、最初から最後までとてもスムーズに作業が進み、比較的短時間にいつの間にかたくさんのお料理が出来ていました。レッスンは3時までとありましたが、人数が多いともう少し時間がかかるのかもしれませんし、お料理に慣れているかどうかでもずいぶん違って来るのではと思いますが、わたしたちは1時過ぎに食事を始めましたので、ゆっくりとあれこれおしゃべりしながらいただきましたが、2時過ぎには食べ終わって、お腹いっぱいで失礼しました。とても楽しいレッスンでした☆

美味しかったあれこれを、是非、近いうちに復習したいと思っています。



While we were staying in the Villa near Cortona, we took a cooking class with Giulia Scarpaleggia of Juls' Kitchen. Our friend in Italy, Letizia, told me about her.

The class was at her home near Siena and we learned many dishes in one lesson. Their friend "Laura" also joined the class - not to cook with us but to help Giulia. (Apparently this was the first time she joined the class. She loves Japan so maybe that's why?)


* Crostata of Sausage & Cheese
* Chickpea flower cake
* Pici (fresh pasta)
* Fake Ragu (vegetable, tomato & herb ragu)
* Roast Pork with Apple & Onion
* Roasted Vegetables
* Chestnut Flour Cake



The class style was different from any cooking classes I've been to before. Giulia puts the ingredients for each dish on the table and explains what to do step by step but my husband and I did almost everything (from washing and peeling the vegetables, for example) including all the chopping, weighing etc. She was very efficient and everything was well planned so we finished cooking all this in less than 2 and a half hours. Having said that, I think both my husband and I cook at home and are quite fast worker but if you are very new to cooking it'll probably take quite a lot longer because there was a lot of chopping involved although the rest of the process (other than making pici) was quite simple and quick.

Doing almost everything ourselves means I was busy cooking and wasn't able to take many photos of the process. I took some photos when Giulia was showing how to make pici and when my husband was in charge of something but naturally I couldn't take the process of what I was doing.


Making Pici was specially a lot of fun although quite a lot of work. I think my husband really enjoyed it. When we learned it at Letizia's cooking class she showed us how to make it using a food processor and a pasta machine but at Giulia's class we did everything by hand. It's good that we learned both - we can make it by hand when we have time and use machine when we don't. Roast Pork was actually cooked in Staub on a cooker rather than in the oven. It cooks much faster than in the oven and was still very tender and juicy. I have never heard of Chestnut Flour Cake before so that was interesting to learn something completely new.

Once everything was made, we moved to her dining room and had our big and delicious lunch. Guilia and Laura did the rest of the work for us (cooking pasta and finishing off things and serving) so we were able to relax and enjoy the lunch. We enjoyed cooking, talking to Giulia and Laura and the lovely lunch. Laura gave us 2 kinds of Italian sweets - one was Christmas sweets and the other was the seasonal), which was very kind of her. I'd love to take more classes with her - lots of good recipes and fun.








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